コロナ禍でここ2年無観客開催となっていたボート競技の全日本選手権が、有観客開催、そして有料化することが、日本ボート協会のホームページで発表された。
全日本選手権（5/12-5/15）は今回で第100回を迎える。これは日本におけるスポーツの全国大会としては最速での100回到達ということだ。
そして今大会は、例年の「戸田漕艇場」ではなく、先の東京五輪で整備された「海の森水上競技場」での開催となる。
この2年間無観客での開催が続いていただけに、観客席が整備されている海の森水上競技場での開催が発表された当初から有観客への期待感は高まっていた。
そして、なんといっても今大会は「チケット販売」があり、観戦が有料となる。
日本ボート協会主催国内大会のチケット有料化は初の試みであり、今後のボート界がビジネス的にどのような展開をしていくかにあたっての試金石となるはずだ。
なお、予選と敗者復活が行われる12、13日は1000円の自由席、準決勝と決勝がある14、15日は4000円のラウンジ席などが用意されている。保護者と一緒の小学生以下は無料、一部中高生が無料になる席種も。
またチケット購入時には応援チームへのメッセージを記入することができ、これがどのように展開されるのかも注目だ。
(記事：中山)
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